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【例文あり】ESの「弱み」で評価される書き方|短所一覧50選とNG例も解説

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「あなたの弱み(短所)を教えてください」

エントリーシート(ES)や面接で必ずと言っていいほど聞かれるこの質問。「正直に書いて評価が下がったらどうしよう」「そもそも自分の弱みがわからない」と悩んでいませんか?

実は、企業が弱みを聞くのには明確な意図があり、書き方一つで「弱み」を「強み」や「伸びしろ」としてアピールすることができるのです。

この記事では、採用担当者が納得する「弱み」の選び方から、そのまま使える50個の具体例リスト、そして合格ラインの回答例文までを徹底解説します。

そもそも、なぜ企業は「弱み」を知りたがるのか?

企業は単にあなたの欠点を探して落とそうとしているわけではありません。その裏には、あなたの個性や将来性を見極めるための、3つの重要な理由があります。

① 自分を客観視できる「自己分析力」を見るため 自分の得意なことだけでなく、課題を正確に言葉にできる能力はビジネスにおいて重要です。「現在の自分」を正しく把握できる人は、入社後も自分で課題を見つけ、成長していける可能性が高いと判断されます。

② 課題に対する「向き合い方(改善意欲)」を知るため 企業が最も知りたいのは、「弱みがあること」そのものではなく、「その弱みに対してどう向き合い、どう改善しようとしているか」というプロセスです。前向きな姿勢や成長意欲は、仕事の困難を乗り越える力として評価されます。

③ 社風や職種との「ミスマッチ」を防ぐため 例えば、チームワーク最優先の企業で「協調性がない」と伝えてしまっては、お互いにとって不幸な結果になります。企業は、あなたの弱みが業務の致命的な妨げにならないか、社風に馴染めるかを確認しています。

採用担当者に響く「弱み」の選び方 3つのポイント

自己分析で見つかった弱みを何でも伝えれば良いわけではありません。戦略的に選ぶためのポイントは以下の通りです。

ポイント1

長所と表裏一体の短所を選ぶ あなたの短所は、見方を変えれば長所になります。 ・心配性 は 危機管理能力が高い ・頑固 は 意志が強い このように長所と一貫性のある弱みを選ぶことで、人物像に深みと説得力が生まれます。

ポイント2

社会人として「改善可能」なものを選ぶ 今後の意識や努力次第で直せるものを選びましょう。「人見知り」や「計画性不足」は改善の余地がありますが、「嘘をつく」「時間を守れない」といった社会人としての信用に関わるものは避けるべきです。

ポイント3

具体的な「改善エピソード」があるものを選ぶ 弱みを伝えたら、必ずセットで「克服・改善アクション」を語る必要があります。具体的なエピソードがない弱みを選んでしまうと、単なる「ダメな点」の報告で終わってしまいます。


【カテゴリ別50選】ESで使える「弱み・短所」一覧

自己分析のヒントとして、ESで使いやすい弱みを50個リストアップしました。自分に当てはまるものを探し、カッコ内のポジティブな言い換えをイメージしてみてください。

【行動・性格編】行動力や性格に関する弱み10選

①せっかち: ポジティブ変換 → 行動が早い、スピード感がある

例文:私の弱みは、先を急ぐあまり確認不足になる「せっかち」な点です。居酒屋のアルバイトでは、スピードを重視するあまりオーダーミスをした経験があります。それ以来、作業後に「3秒の確認時間」を設けるルールを自らに課し、持ち前の行動力に正確性を加えるよう努めています。

②心配性:ポジティブ変換 → 危機管理能力が高い、準備を怠らない

例文:私の弱みは、リスクを考えすぎて行動が遅れる「心配性」な点です。大学のイベント企画では、不測の事態を懸念しすぎて準備に時間をかけすぎ、広報期間が短くなってしまいました。現在は、リスクの洗い出しに期限を設け、準備と行動のバランスを意識してプロジェクトを進めるよう改善しています。

③優柔不断:ポジティブ変換 → 多角的に検討できる、慎重である

例文:私の弱みは、選択肢を比較検討しすぎて決断が遅れる「優柔不断」な点です。ゼミの研究テーマ決めで迷い、着手が遅れた経験があります。現在は「判断軸」と「デッドライン」を最初に決めてから検討することで、慎重さを活かしつつ、スピード感を持って意思決定できるよう訓練しています。

④頑固:ポジティブ変換 → 意志が強い、信念がある

例文:私の弱みは、一度決めたことにこだわりすぎる「頑固」な点です。サークル運営で自分の案に固執し、議論を停滞させたことがあります。その反省から、自分の意見を持つことは大切にしつつも、まず相手の意見を肯定的に受け止めるフローを取り入れ、柔軟な議論ができるよう心がけています。

⑤マイペース:ポジティブ変換 → 集中力が高い、自分の軸で物事を進められる

例文:私の弱みは、自分のやり方に没頭しすぎて周囲とペースがずれる「マイペース」な点です。共同作業で進捗確認を怠り、チームを不安にさせた経験があります。現在は、1時間ごとの進捗共有を徹底し、自分の集中力とチームの連携を両立できるよう改善に努めています。

⑥慎重すぎる:ポジティブ変換 → 計画性が高い、リスクヘッジが得意

例文:私の弱みは、石橋を叩きすぎて渡れない「慎重すぎる」点です。新しい挑戦をする際、失敗情報を集めすぎて一歩踏み出せないことがありました。現在は「まずは小さく試す」ことを行動指針にし、リスクヘッジ能力を活かしつつ、行動量を増やす努力をしています。

⑦飽きっぽい:ポジティブ変換 → 好奇心旺盛、トレンドに敏感

例文:私の弱みは、新しいことに目移りしやすい「飽きっぽい」点です。興味の幅が広い反面、一つのことの継続が課題でした。現在は、長期目標を細分化して短期的な達成感を作ることでモチベーションを維持し、持ち前の好奇心を成果に繋げられるよう工夫しています。

⑧流されやすい:ポジティブ変換 → 協調性がある、素直である

例文:私の弱みは、他者の意見を尊重しすぎて「流されやすい」点です。会議で対立を避けようと、自分の反対意見を飲み込んでしまった経験があります。現在は、相手を尊重しつつも「チームのためになるか」を基準に、必要な場面では勇気を持って意見を伝えるよう意識しています。

⑨融通が利かない:ポジティブ変換 → 真面目である、ルール遵守の意識が高い

例文:私の弱みは、ルールや計画にこだわりすぎて「融通が利かない」点です。計画通りの進行を重視するあまり、突発的なトラブルへの対応が遅れた経験があります。現在は、計画には必ず「予備日」を設け、不測の事態にも柔軟に対応できる余裕を持つよう心がけています。

⑩おっちょこちょい:ポジティブ変換 → 行動力がある、チャレンジ精神がある(※改善努力の説明が必須)

例文:私の弱みは、確認不足によるケアレスミスをする「おっちょこちょい」な点です。書類作成で誤字を見落とした経験から、自分の作業を過信しないことの重要性を学びました。現在は、提出前に必ず指差し確認を行い、ダブルチェックを徹底することでミスゼロを目指しています。

【対人関係編】コミュニケーションに関する弱み10選

⑪人見知り:ポジティブ変換 → 聞き上手、相手を深く理解しようとする

例文:私の弱みは、初対面の人に緊張してしまう「人見知り」な点です。カフェのアルバイト当初は会話が続かず苦労しましたが、話し上手を目指すのではなく「聞き上手」になろうと意識を変えました。相手の話に丁寧に耳を傾けることで、今では「話しやすい」と信頼をいただけるようになりました。

⑫おせっかい:ポジティブ変換 → 面倒見が良い、サポート精神が旺盛

例文:私の弱みは、良かれと思って手出しをしすぎる「おせっかい」な点です。後輩の指導で、先回りして仕事を片付けてしまい、彼らの成長を妨げてしまった経験があります。現在は「見守ることも支援」と心得て、相手から求められた時に全力でサポートするよう心がけています。

⑬八方美人:ポジティブ変換 → 協調性が高い、場の空気を和ませる

例文:私の弱みは、誰にでも良い顔をしてしまう「八方美人」な点です。サークルで意見が対立した際、双方に同調してしまい、かえって混乱を招いた経験があります。この反省から、全員に好かれることよりも「チームの目的」にとって何が正しいかを基準に行動するよう改善しています。

⑭他人の目を気にしすぎる:ポジティブ変換 → 客観的な視点を持つ、期待に応えようとする責任感がある

例文:私の弱みは、評価を恐れて「他人の目を気にしすぎる」点です。会議で「間違ったことを言ったらどうしよう」と発言を躊躇することがありました。現在は「自分がどう思われるか」ではなく「チームにどう貢献できるか」に意識を向けることで、積極的に提案ができるようになりました。

⑮頼みごとができない:ポジティブ変換 → 責任感が強い、自走力がある

例文:私の弱みは、迷惑をかけるのを恐れて「頼みごとができない」点です。繁忙期に業務を一人で抱え込み、体調を崩して逆に迷惑をかけてしまった経験があります。仕事はチームで行うものだと再認識し、現在は早めにアラートを出し、周囲の協力を仰ぐことを徹底しています。

⑯自分の意見が言えない:ポジティブ変換 → 相手の意見を尊重できる、傾聴力が高い

例文:私の弱みは、周囲を尊重しすぎて「自分の意見が言えない」点です。グループワークで良いアイデアがありながら、発言できずに後悔したことがあります。現在は、会議の前に自分の考えをメモにまとめ、少なくとも一回は発言するというルールを自分に課して実践しています。

⑰人に厳しすぎる:ポジティブ変換 → 向上心が高い、基準が高い

例文:私の弱みは、自分と同じ基準を求めて「人に厳しすぎる」点です。サークル活動でメンバーにも高い完成度を求め、空気を重くしてしまったことがあります。人はそれぞれ得意不得意があると学び、現在は相手の良い部分を見つけて伸ばす「加点法」の関わり方を意識しています。

⑱負けず嫌い:ポジティブ変換 → 成長意欲が高い、目標達成意欲が強い

例文:私の弱みは、競争心が強すぎてしまう「負けず嫌い」な点です。以前は個人の成績に固執していましたが、組織においては個人の勝ち負け以上に「チーム全体の成果」が重要だと気づきました。現在はその向上心を、チーム全体を勝たせるための原動力として活かしています。

⑲集団行動が苦手:ポジティブ変換 → 自立している、専門性を高めるのが得意

例文:私の弱みは、自分のペースを乱される「集団行動が苦手」な点です。皆で足並みを揃える作業にストレスを感じることがありましたが、組織では連携が不可欠だと理解しました。現在は、自分の役割と責任範囲を明確にすることで、チームの一員として貢献できるよう努めています。

⑳空気を読みすぎる:ポジティブ変換 → 観察力がある、周囲への配慮ができる

例文:私の弱みは、場の調和を重視して「空気を読みすぎる」点です。リスクに気づいていたのに、水を差すことを恐れて指摘しなかった経験があります。本当の調和は率直な議論から生まれると学び、現在は必要な時には勇気を持って意見を伝えるよう心がけています。

【仕事・作業編】業務遂行に関する弱み10選

㉑抱え込みすぎる:ポジティブ変換 → 責任感が強い

例文:私の弱みは、責任感から仕事を「抱え込みすぎる」点です。個別塾の講師として担当生徒の全科目を一人で見ようとし、指導の質が落ちかけた経験があります。チームで連携した方が生徒のためになると気づき、現在は「報連相」を早期に行い、周囲と分担して業務を進めるよう改善しています。

㉒完璧主義:ポジティブ変換 → 質の高さを追求する、妥協しない

例文:私の弱みは、細部にこだわりすぎる「完璧主義」な点です。資料作成でレイアウト調整に時間をかけすぎ、提出期限ギリギリになった経験があります。ビジネスではスピードも品質の一部だと学び、現在は「まずは7割の完成度で共有し、フィードバックをもらう」スタイルに変えています。

㉓マルチタスクが苦手:ポジティブ変換 → 集中力が高い、一つのことを深く掘り下げるのが得意

例文:私の弱みは、複数の作業を同時並行する「マルチタスクが苦手」な点です。飲食店で注文と会計が重なり、パニックになった経験があります。現在は無理に同時に行おうとせず、タスクを書き出して優先順位をつけ、一つひとつ着実に処理することでミスを防ぐようにしています。

㉔視野が狭くなる:ポジティブ変換 → 没頭できる、集中力が高い

例文:私の弱みは、集中すると周りが見えなくなり「視野が狭くなる」点です。研究に没頭するあまり、他の重要タスクを忘れてしまったことがあります。現在は、1時間に一度アラームを設定して作業を中断し、全体の進捗や他の予定を確認する「俯瞰の時間」を設けるよう工夫しています。

㉕スピード重視で雑になる:ポジティブ変換 → 行動が早い、決断力がある

例文:私の弱みは、早さを求めるあまり「作業が雑になる」点です。事務のアルバイトで入力速度を優先し、数値ミスをしてしまった経験があります。この失敗から、作業の区切りごとに必ずチェックリストで確認を行うフローを導入し、持ち前のスピードに正確性を加えるよう努めています。

㉖臨機応変な対応が苦手:ポジティブ変換 → 計画性がある、ルールを遵守する真面目さ

例文:私の弱みは、マニュアル通りに進めたがり「臨機応変な対応が苦手」な点です。イベント運営で想定外のトラブルが起きた際、フリーズしてしまいました。現在は、事前に複数のシナリオや対応策を準備する「リスク管理」を徹底することで、不測の事態にも落ち着いて対処できるようになりました。

㉗優先順位をつけるのが苦手:ポジティブ変換 → 一つ一つのタスクに真摯に向き合う

例文:私の弱みは、全てが重要に見えて「優先順位をつけるのが苦手」な点です。試験前に全科目を均等に勉強しようとして、重要科目の対策が手薄になった経験があります。現在は「重要度」と「緊急度」のマトリクスでタスクを分類し、取り組む順番を明確にしてから着手しています。

㉘計画通りに進まないと焦る:ポジティブ変換 → 計画性が高い、準備を徹底する

例文:私の弱みは、イレギュラーな事態に弱く「計画通りに進まないと焦る」点です。旅行の計画が電車遅延で崩れた際、代案が出せず時間を無駄にしました。現在は、計画には必ず「バッファ(余裕)」を持たせ、トラブルさえも想定内とすることで、冷静さを保てるよう訓練しています。

㉙諦めが悪い:ポジティブ変換 → 粘り強い、探求心が強い

例文:私の弱みは、納得いくまでやりたがり「諦めが悪い」点です。議論において結論が出ているのに、自分の案にこだわって時間を浪費した経験があります。現在は「チームの目的達成」を最優先事項とし、個人のこだわりよりも全体の進行を優先する切り替えの早さを意識しています。

㉚持続力がない:ポジティブ変換 → 瞬発力が高い、切り替えが早い

例文:私の弱みは、短期集中型で「持続力がない」点です。資格勉強などで最初の数日は頑張れても、徐々にペースダウンしてしまう傾向がありました。現在は、大きな目標を「1週間ごとの小さな目標」に分割し、達成感をこまめに味わうことで、長期間モチベーションを維持できるよう工夫しています。

【思考・メンタル編】

考え方や精神面に関する弱み10選 物事の捉え方や精神的な特性に関する弱みです。自己理解の深さを示すとともに、ストレスとどう向き合っているかをアピールするチャンスです。

㉛考えすぎる:ポジティブ変換 → 思慮深い、分析力が高い

例文:私の弱みは、行動する前に「考えすぎる」点です。サークルの新歓企画で、失敗の可能性ばかりをシミュレーションしてしまい、会場予約が遅れた経験があります。現在は「検討時間」にリミットを設け、それを過ぎたら「走りながら考える」フェーズに移行するよう、行動への切り替えを意識しています。

㉜緊張しやすい:ポジティブ変換 → 真面目である、準備を人一倍行う

例文:私の弱みは、本番に弱く「緊張しやすい」点です。ゼミの発表で頭が真っ白になり、うまく話せなかった悔しい経験があります。しかし、緊張は準備不足の裏返しだと気づきました。現在は、想定問答集を作って何度もリハーサルを行う「圧倒的な準備」をすることで、自信を持って本番に臨めるようになりました。

㉝ネガティブ思考:ポジティブ変換 → リスク管理能力が高い、慎重である

例文:私の弱みは、物事を悪い方向に捉える「ネガティブ思考」な点です。新しい挑戦をする際、「できない理由」ばかり探してしまう癖がありました。現在はその慎重さを活かしつつ、「どうすればリスクを回避して実現できるか」という「解決策」に思考をフォーカスさせることで、前向きに行動できるよう努めています。

㉞自信がない:ポジティブ変換 → 謙虚である、他者の意見を素直に聞ける

例文:私の弱みは、自分の決断に「自信がない」点です。リーダーを任された際、メンバーの顔色を伺って方針がブレてしまったことがあります。自信は小さな成功体験の積み重ねだと学び、現在は日々の小さなタスクを着実に達成し、自分自身を認める習慣をつけることで、堂々と振る舞えるよう改善しています。

㉟感情が顔に出やすい:ポジティブ変換 → 素直である、裏表がない

例文:私の弱みは、動揺や不満などの「感情が顔に出やすい」点です。アルバイトで忙しい時に焦りが表情に出てしまい、お客様に気を使わせてしまったことがあります。プロとして常に冷静であるべきだと反省し、感情が揺れた時こそ一呼吸置き、笑顔と落ち着いたトーンを意識的に作るよう心がけています。

㊱責任感が強すぎてプレッシャーを感じる:ポジティブ変換 → 当事者意識が高い、真面目である

例文:私の弱みは、「責任感が強すぎてプレッシャーを感じる」点です。絶対に失敗できないと思い詰め、胃が痛くなるほど自分を追い込んだ経験があります。適度な緊張感は必要ですが、過度はパフォーマンスを落とすと学び、現在は「準備は完璧に、結果はなるようになる」と割り切るマインドセットを心がけています。

㊲批判に弱い:ポジティブ変換 → 素直に反省できる、成長意欲がある

例文:私の弱みは、指摘を人格否定のように捉えてしまい「批判に弱い」点です。以前は注意されるとひどく落ち込んでいましたが、指摘は「期待の裏返し」であり「成長のヒント」だと捉え直しました。現在は感情と事実を切り離し、いただいたアドバイスを素直に行動へ反映させるよう努めています。

㊳理想が高すぎる:ポジティブ変換 → 向上心が高い、目標設定が高い

例文:私の弱みは、現状に満足できず「理想が高すぎる」点です。常に100点を目指すあまり、自分や周囲の成果を素直に喜べないことがありました。高い目標を持つことは大切ですが、モチベーション維持のために、まずは目の前の小さな進歩やプロセスを評価する「加点法」の視点を持つよう意識しています。

㊴理屈っぽい:ポジティブ変換 → 論理的思考力が高い、客観的に判断できる

例文:私の弱みは、感情よりも論理を優先して「理屈っぽくなる」点です。友人の相談に乗った際、正論ばかりを述べて相手を追い詰めてしまった経験があります。対人関係では論理的正しさ以上に「共感」が重要だと学び、まずは相手の気持ちを受け止めてから、建設的な提案をするよう改善しています。

㊵過去を引きずりやすい:ポジティブ変換 → 反省を次に活かす力がある、真摯に物事と向き合う

例文:私の弱みは、失敗した際に「過去を引きずりやすい」点です。一つのミスを翌日まで引きずり、次の仕事に影響が出たことがありました。反省は大切ですが、停滞は無駄です。現在は「反省は帰宅中まで」と決め、翌朝には「今日どう取り返すか」に思考を切り替えるリセット習慣を身につけました。

【その他】特定の状況や癖に関する弱み10選

上記のカテゴリには収まらないものの、自己分析で出てきやすい弱みです。具体的なエピソードと結びつけやすいものが多くあります。

㊶没頭しすぎる:ポジティブ変換 → 集中力が非常に高い

例文:私の弱みは、一つのことに集中すると「没頭しすぎる」点です。プログラミングの課題に取り組んでいる際、時間を忘れて次の予定に遅れそうになった経験があります。高い集中力は強みですが、現在はスマートフォンでアラームを設定し、時間管理を徹底することで、メリハリをつけて作業に取り組んでいます。

㊷楽観的すぎる:ポジティブ変換 → チャレンジ精神が旺盛、ポジティブである

例文:私の弱みは、見通しが甘く「楽観的すぎる」点です。「なんとかなる」と考えて課題への着手を遅らせ、期限直前に慌てた経験があります。ポジティブさは大切ですが、仕事においては最悪の事態を想定する必要があります。現在は、見積もった時間の1.5倍のバッファ(余裕)を確保して計画を立てるよう改善しています。

㊸人に甘えてしまう:ポジティブ変換 → 人を頼るのが上手い、チームワークを重視する

例文:私の弱みは、困った時にすぐ「人に甘えてしまう」点です。わからないことがあると、自分で調べる前にすぐ先輩に質問してしまい、自走力が足りないと指摘を受けました。現在は「15分考えてわからなければ聞く」というルールを自分に課し、自力で解決する努力と、効率的な質問のバランスを意識しています。

㊹こだわりが強すぎる:ポジティブ変換 → 探求心が強い、質の高さを追求する

例文:私の弱みは、納得感を求めて「こだわりが強すぎる」点です。プレゼン資料のフォントや配色にこだわりすぎ、肝心の内容を詰める時間が減ってしまったことがあります。現在は「目的」に照らし合わせて、「Must(やるべきこと)」と「Want(やりたいこと)」を明確に分け、優先順位を見誤らないよう心がけています。

㊺変化を恐れる:ポジティブ変換 → 堅実である、一つのことを継続する力がある

例文:私の弱みは、現状維持を好み「変化を恐れる」点です。アルバイト先で新しいシステムの導入が決まった際、慣れたやり方に固執して習得が遅れてしまいました。社会では柔軟性が不可欠だと痛感し、現在は月に一度は新しいツールや方法を試すなど、意識的に変化を取り入れるトレーニングをしています。

㊻議論で熱くなりすぎる:ポジティブ変換 → 情熱がある、当事者意識が高い

例文:私の弱みは、自分の意見を通そうと「議論で熱くなりすぎる」点です。グループワークで反対意見に対し、感情的に反論して場の空気を悪くした経験があります。情熱は大切ですが、冷静さを欠いては伝わるものも伝わりません。現在は、反論する前に必ず一呼吸置き、相手の意図を確認するワンクッションを入れています。

㊼人に仕事を任せるのが苦手:ポジティブ変換 → 責任感が強い、自分でやり遂げたい気持ちが強い

例文:私の弱みは、自分でやった方が早いと考えて「人に任せるのが苦手」な点です。サークルで全ての雑務を引き受け、パンクして周囲に迷惑をかけました。一人でできることには限界があると学び、現在は「任せることも信頼の証」だと捉え直し、マニュアルを作って後輩に業務を移譲するよう努めています。

㊽断るのが苦手:ポジティブ変換 → 貢献意欲が高い、相手の気持ちを尊重する

例文:私の弱みは、相手の期待に応えようとして「断るのが苦手」な点です。頼まれたシフトや課題を全て引き受け、キャパシティオーバーで体調を崩した経験があります。自分のダウンはチームの迷惑になると学び、現在は自分のスケジュールを確認し、無理な場合は代替案を提示しつつ丁重に断る勇気を持てるようになりました。

㊾新しい環境に慣れるのに時間がかかる:ポジティブ変換 → 慎重に状況を把握しようとする、環境適応後は力を発揮する

例文:私の弱みは、慎重な性格ゆえに「新しい環境に慣れるのに時間がかかる」点です。長期インターンの初日、緊張して自分から挨拶ができず、チームに溶け込むのが遅れました。待っていても状況は変わらないと気づき、現在は初動こそ意識的に大きな声で挨拶し、自分からコミュニケーションのきっかけを作るよう努力しています。

㊿効率を重視しすぎる:ポジティブ変換 → 生産性が高い、無駄をなくす意識がある

例文:私の弱みは、無駄を嫌うあまり「効率を重視しすぎる」点です。会議で雑談を一切省いて進行し、メンバー間の信頼関係構築がおろそかになった経験があります。チームワークにおいては、一見無駄に見えるコミュニケーションこそが潤滑油になると学び、現在は業務外の対話も大切にするよう意識が変わりました。

評価される回答構成と例文5選

弱みを見つけたら、「結論(弱み)→ 具体的なエピソード(失敗談)→ 改善アクション(学び)」の順で構成します。

例文1:心配性 【事前準備でカバーする姿勢】 私の弱みは、物事に対して過度に心配してしまう点です。大学のゼミでリーダーを務めた際、細部ばかり気にして全体の構成が遅れてしまった経験があります。この失敗から、まずは「目的」と「期限」を明確にし、全体像から逆算してスケジュールを立てることを徹底するようになりました。貴社でもこの慎重さを「準備力」として活かし、確実な業務遂行に貢献します。

例文2:優柔不断 【判断基準の明確化で改善】 私の弱みは、決断に時間がかかる点です。サークルの合宿手配で比較検討に時間をかけすぎ、希望の宿を逃した経験があります。最善を選びたい気持ちが強すぎることが原因でした。現在は、決断する際に「判断基準」と「期限」を設け、迷ったら早めに周囲に相談して多角的な視点を取り入れるよう心がけています。

例文3:頑固 【他者の意見を聞くフローを導入】 私はこだわりが強く、頑固になることがあります。サークルの活動方針を決める際、自分の案に固執して議論を停滞させてしまった経験があります。後日、仲間の指摘で視野の狭さに気づき、それ以来、自分の意見を持つことは大切にしつつも、必ず一度立ち止まって周囲の意見を求めるよう意識しています。「信念」と「柔軟性」の両立を目指しています。

例文4:抱え込みすぎる 【報連相の早期化でチーム貢献】 責任感の強さゆえに、一人で仕事を抱え込む傾向があります。アルバイトで新人教育と業務を抱え込み、キャパオーバーでミスをした経験から、チームの成果を最大化するには適切な「頼り方」が必要だと学びました。現在は、進捗の「報連相」を徹底し、早めに協力を仰ぐことで、チームワークを円滑にするよう努めています。

例文5:緊張しやすい 【徹底的なリハーサルで質を担保】 人前での発表で緊張しやすい点が弱みです。プレゼン大会で頭が真っ白になった悔しい経験から、「準備不足が不安を生む」と分析しました。以降は想定質問を洗い出し、友人を相手に納得いくまでリハーサルを行うようにしました。貴社でもこの「入念な準備力」を活かし、質の高いアウトプットを出し続けたいです。

絶対に書いてはいけないNG例 4選

せっかく良いエピソードでも、選ぶ弱みを間違えると一発アウトになる可能性があります。

  1. 社会人としての資質を疑われるもの 遅刻癖、嘘をつく、ギャンブル、金遣いが荒い、法律違反など。「信用できない」と判断されます。
  2. 志望職種と致命的にミスマッチなもの 経理志望で「計算が苦手」、営業志望で「人と話すのが苦痛」など。
  3. 身体的特徴や持病 ESで聞かれる弱みは「性格や考え方の傾向」です。業務に支障がない限り書く必要はありません。
  4. 「特になし」 「自己分析不足」「謙虚さがない」とみなされます。完璧な人間はいません。

よくある質問(FAQ)

Q1. 自分の弱みがどうしても思いつきません。どうやって見つければいいですか?

A. 3つのアプローチを試してみてください。 1つ目は「他己分析」です。親しい友人や家族に「私の直したほうがいいところってどこかな?」「怒った時にどうなる?」と聞いてみましょう。自分では「普通」だと思っていることが、他人から見ると「頑固」や「せっかち」と映っていることがよくあります。 2つ目は「失敗体験の棚卸し」です。過去に失敗したこと、叱られたこと、悔しい思いをした出来事を書き出してみてください。そこに共通する原因(例:いつも準備不足で失敗する、いつも人の話を聞かずに失敗する)が、あなたの弱みです。 3つ目は「長所の裏返し」です。先に長所を挙げ、それを悪い方向に発揮してしまったシーンを想像してください。「行動力がある」なら「見切り発車でミスをした」経験はありませんか?そこから逆算して弱みを定義するとスムーズです。

Q2. 面接で弱みについて深掘りされたらどう答えればいいですか?

A. 企業の深掘りの意図は「本当に改善しようとしているか(口先だけではないか)」と「ストレス耐性」の確認です。 よくある質問としては「その弱みが出てしまって、一番困った具体的なエピソードは?」「それを直すために、昨日は具体的にどんな行動をしましたか?」「その弱みが原因で周りの人と衝突したことは?」などがあります。 回答のコツは、言い訳をしないことです。「環境が悪かったから」「相手が悪かったから」と他責にするのではなく、「自分の認識が甘かった」と認め、「だからこそ今は〇〇を習慣化しています」と、現在の行動にフォーカスして答えると好印象です。

Q3. 複数の弱みがある場合、どれを選べばいいですか?

A. 志望する企業の「職種」や「社風」に合わせて戦略的に選びましょう。 基準は「その職種で強みとして活かせる側面の弱みかどうか」です。 例えば、スピードが求められる「営業職」であれば、「せっかち(=行動が早い)」という弱みは許容されやすく、むしろポテンシャルとして評価されます。逆に、ミスが許されない「銀行の事務職」で「せっかち」と言うと、「ミスをしそうだ」と懸念されるリスクがあります。その場合は「慎重すぎる(=正確性が高い)」という弱みを選んだほうが、適性が高いと判断されます。 自分の手持ちの弱みカードの中から、相手企業が「それならウチで活躍できそうだ」と感じやすいカードを切るのが内定への近道です。

まとめ:弱みは「伸びしろ」の証明になる

ESの「弱み」は、あなたを落とすための質問ではありません。「自分の課題を理解し、それを乗り越えようと努力できる人間か」を見るためのポジティブな質問です。

自信を持って「私の弱みはこれです。でも、こうやって乗り越えています!」と伝えることができれば、それはあなたの強力な武器になります。ぜひこの記事を参考に、あなたらしい回答を作成してください。

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